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2010.10.21 合格!
世界キャニオニング協会(CIC)のガイド養成トレーニングがわくわくを会場に開催されました。
今回のトレーニングは全4段階のうちの第3段階、10日間の日程で、いろんな渓谷を下ってより実践的なトレーニングを行う内容です。
インストラクターはドイツとスイスから、受講生の国籍は日本、オーストラリア、カナダ、ブラジルとまさにワールドワイドな講習です。

昼間は暗くなる寸前までキャニオニング。レスキューも含め、いろんなテクニックを実践します。僕らは前回も受講しているのですが、高度な内容で2回目でもとても勉強になります。時には一日3回渓谷に入ることも。
夜はベースでのブリーフィングと翌日の準備で、毎日寝る暇もない忙しさでした。
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そして昨日、前回受講している僕らのために第4段階の最終テストが行われました。
会場は布引の滝。
与えられた課題はなんと、キャニオニングの経験のない初心者をたった一人でガイドするというもの。しかもツアー客自身にロープ操作をさせて自力で滝を下らせねばなりません。制限時間は90分。
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難しい課題でしたが、わくわくのガイドは2名とも合格! 最終テストを突破した初の日本人ガイドとなりました。初めて受講してから4年。精進してきた甲斐がありました。
またトレーニングに使用したわくわくの渓谷そのものも高い評価を受けました。次回のトレーニングもここで開催したいとのこと。とても光栄ですし、彼らから学びたいことはまだまだたくさんあります。

他の受講生とインストラクターは群馬県でのテスト開催のため移動。久しぶりに静かな日常が戻ってきました。
残り少ないキャニオニングシーズンですが、皆さんのお越しをお待ちしてますよ!








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本来なら今日はツアー日記を書く予定でした。

ですが、増水のためツアーはキャンセル。
晴天を見上げたって、無理なものは無理。


で、今日もCICに向けたトレーニング。
吹き抜けのあるゆったりとした間取り
けしてアキラがマスをいじめているのではありません。

スタックしてしまった人をレスキューするというテクニック。

詳細はマニアックなので割愛!

レスキュー現場

わくわく参加者であればここがどこだかわかりますね?

そう、ウェットスーツやらシューズやらが置いてある1階のスペース。
実は2階の床の一部をめくると、1階から吹き抜けになるのです。

天井の梁からロープを垂らすと、こんな練習場が。

やっとエアマン(わくわく事務所)のいいところが。


もちろん外でもしましたよ。
プチコスプレマス

マスは少しでも楽しもうと海賊になっています。


明日はツアーができますように!!
体育の日連休前日の今日、ツアーは無し。
なぜなら、連休明けから始まるCIC(世界キャニオニング協会)のトレーニングコースのその準備に充てるため。

連休明けには泣く子も黙るCICのインストラクターがヨーロッパからやってきます。
ドイツ語訛りの英語で怒るんだな、これが。

そのトレーニングで使用するコースの下見(そう、ココ和歌山で開催)に行きたたかったのですが、どうも雲行きが…



というわけで結局ベースの前の橋の下でトレーニングをしました。
基本的なことからコツコツと。

レスキューテクニックのシチュエーションでは、マスが駆り出されてぶら下がったまま何分も、なんてことも。

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このころはまだよかったのですが、次第に雨が降り出し、
風も吹き始め、
どんどん雨足も強くなり、
橋の下ですが風雨にさらされ、
撤退。


そして無念の翌日のツアーキャンセル決定。

楽しみにしていてくださった方たち、非常に申し訳ないです。
また来シーズンでしょうか?

でも、この雨と地質のおかげで素敵な渓谷がこの地にできたんですから。

自然のすべての営みに感謝。

でもなあ…