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2015.02.23
2月21日アイスクライミング
今シーズン最後となるであろうアイスクライミングに出かけてきました。
場所は前回と同じ、いつもの大滝。
最近暖かい日が続いていたためアプローチの雪も目に見えて減っています。
大滝に到着してみると、前回急成長していた右側の氷柱が辛うじて繋がっていました。

しかし、とても登れるような強度はありません。

残念ですが今年はこれが精いっぱいのようです。
例によって左の氷瀑でクライミング。

相変わらず、ほぼ垂直の急傾斜とスケールの大きさでとても登りがいがあります。

今回はザックに取り付けた自撮り棒で撮影も試みました。
臨場感のある、なかなかいい映像が撮れました。
この方法、水流のある所では無理でしょうけど、夏のキャニオニングでも使えそうですね。
みっちり遊んで下山。
この翌日、気温が急上昇して雨が降りました。
今日(2月23日)、別の氷瀑の様子を下見してきましたが、やはり氷が崩落して氷柱が途切れていました。
いつもより随分早いですけど、完全にシーズン終了のようです。
今年は結氷不良のため、標高の低い他の場所では遊べずじまいでした。
しかし、療養生活中に夢見ていた大滝に行くことができたので私的には大満足です。
これからは頭を切り替えて雪山の方に集中していきます!
場所は前回と同じ、いつもの大滝。
最近暖かい日が続いていたためアプローチの雪も目に見えて減っています。
大滝に到着してみると、前回急成長していた右側の氷柱が辛うじて繋がっていました。

しかし、とても登れるような強度はありません。

残念ですが今年はこれが精いっぱいのようです。
例によって左の氷瀑でクライミング。

相変わらず、ほぼ垂直の急傾斜とスケールの大きさでとても登りがいがあります。

今回はザックに取り付けた自撮り棒で撮影も試みました。
臨場感のある、なかなかいい映像が撮れました。
この方法、水流のある所では無理でしょうけど、夏のキャニオニングでも使えそうですね。
みっちり遊んで下山。
この翌日、気温が急上昇して雨が降りました。
今日(2月23日)、別の氷瀑の様子を下見してきましたが、やはり氷が崩落して氷柱が途切れていました。
いつもより随分早いですけど、完全にシーズン終了のようです。
今年は結氷不良のため、標高の低い他の場所では遊べずじまいでした。
しかし、療養生活中に夢見ていた大滝に行くことができたので私的には大満足です。
これからは頭を切り替えて雪山の方に集中していきます!
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2015.02.09
2月7日アイスキャニオニング&アイスクライミング
久しぶりの晴天、
谷川岳か、はたまた氷瀑で有名な栃木県某渓谷に行こうか、さんざん迷った挙句、週末の混雑を避けて
前回とおなじ群馬県南部の渓谷に行ってきました。
今回は他の氷瀑も調べるために、更に上流からエントリーすることに。
この日はアプローチの山道からして明らかに積雪が多く、沢の水の凍結も進んでいる感じ。
これは期待が持てます。
どんどん進んでいくと対岸支流に氷瀑を発見!
これより上部には何もないことを確認して入渓。
近づいてみると、高さは10mほど。見事な造形です。

ゴルジュ状の谷を下るとまた滝が。

残念なことに積雪で隠れてしまってましたが、透明感ある美しい氷瀑でした。

小さな落差を越えて更に下り、前回の大滝に到着。


嬉しいことに、わずか10日足らずで右側の滝のつららが急速に成長していました。

それに、光の加減なのか、滴る水のせいなのか、氷がとても青く見え、息をのむほど美しいです。

大感激で辺りを散策。

ほんと、なんて綺麗なんでしょ!


十分に景色を楽しんだ後はアイスクライミング。

氷がより厚く、しっかり成長していたため、前回ほどは苦労せずに登れました。


ふと気が付けばもう下山の時間。
再訪を誓って帰路につきました

渓谷の全体像が明らかになり、氷も成長。今回も大満足の山行でした。
谷川岳か、はたまた氷瀑で有名な栃木県某渓谷に行こうか、さんざん迷った挙句、週末の混雑を避けて
前回とおなじ群馬県南部の渓谷に行ってきました。
今回は他の氷瀑も調べるために、更に上流からエントリーすることに。
この日はアプローチの山道からして明らかに積雪が多く、沢の水の凍結も進んでいる感じ。
これは期待が持てます。
どんどん進んでいくと対岸支流に氷瀑を発見!
これより上部には何もないことを確認して入渓。
近づいてみると、高さは10mほど。見事な造形です。

ゴルジュ状の谷を下るとまた滝が。

残念なことに積雪で隠れてしまってましたが、透明感ある美しい氷瀑でした。

小さな落差を越えて更に下り、前回の大滝に到着。


嬉しいことに、わずか10日足らずで右側の滝のつららが急速に成長していました。

それに、光の加減なのか、滴る水のせいなのか、氷がとても青く見え、息をのむほど美しいです。

大感激で辺りを散策。

ほんと、なんて綺麗なんでしょ!


十分に景色を楽しんだ後はアイスクライミング。

氷がより厚く、しっかり成長していたため、前回ほどは苦労せずに登れました。


ふと気が付けばもう下山の時間。
再訪を誓って帰路につきました

渓谷の全体像が明らかになり、氷も成長。今回も大満足の山行でした。
2015.02.05
1月29日アイスキャニオニング&アイスクライミング
さっそく、近況報告。
先月29日にキャニオニングに行ってきました。
キャニオニングといっても季節が季節なので滝は滝でも氷瀑です。
私が今住んでいる群馬県は北部は豪雪地帯で滝が埋まってしまいますが、南部は冷え込む割に雪が少なく、氷瀑が数多く存在するんですね。
その中でも今回の滝はおそらくアルパインルート以外では県下最大級ではないでしょうか。
秋のうちに下見して、滝の上流側に回り込めることを確認しておきました。
氷瀑といえばアイスクライミングですけども、私のようなにわかクライマーでは恐ろしくてとてもリードで挑戦できません。
キャニオニングの要領で上流から下ってくれば、ラペルさえできれば誰でも滝にアクセスできます。
そのうえ、トップロープで安全にアイスクライミングに挑戦できます。
夏の沢登りとキャニオニングの関係と同じですね。
歩くこと約90分、目指す滝の上に到着です。
本当はもっと上にも小さな滝が連続していそうだったのですが、今回はアイスクライミングを優先してその部分はカットしました。
そして懸垂下降開始。

これはでかい!
今まで下ったどの氷瀑よりも立派です。
事前情報では50m~90mとのことでしたので、折り返しを考慮して180mのロープを用意していたのですが、果たして足りるのか不安になってきました。
降りるにつれて傾斜はどんどんきつくなり、やがて完全に垂直に。
夏の滝とはまた違った高度感で緊張します。
幾重にも重なった巨大つららの造形、
薄青い氷の下に滝の水が流れているのが見えてとても綺麗です。
登らなくても、これを見るだけでも十分値打ちがあります。アイスキャニオニング、ありですね!

やがて凍り付いた滝つぼに到着。ロープ長70m、実質高さは60mぐらいでしょうか。

本来は右手にも巨大な氷柱が懸かるはずが、残念ながら今年の暖冬傾向でそちらは氷の小山があるだけでした。
いずれせよ、岩壁に囲まれた中にそそり立つその姿はとても幻想的で、重い荷を背負ってやってきた甲斐がありました。

一休み後、今度はアイスクライミングに挑戦です。

やはり、暖冬傾向で結氷が甘く、氷はスカスカ。所々シャーベット状になって水が滴っています。
リードならとても厳しいクライミングになっていたでしょう。

慎重に登りましたが、氷が割れてロープにぶら下がり、何度も休憩しながらジリジリと高度をあげます。


やはりこれだけの高低差と傾斜は厳しく、前腕はパンパン。

登り切ったころにはバイルを握ったままの指が固まって、引きはがすようにしなければ手放せなくなっていました。
さて、、クライミングを楽しんだ後は下山。

下流にもいくつか小さな氷瀑があり、ラペルも交えて下っていきます。
帰りは約60分の山道歩きで車まで。
この冬初の氷瀑めぐり、最高でした!
先月29日にキャニオニングに行ってきました。
キャニオニングといっても季節が季節なので滝は滝でも氷瀑です。
私が今住んでいる群馬県は北部は豪雪地帯で滝が埋まってしまいますが、南部は冷え込む割に雪が少なく、氷瀑が数多く存在するんですね。
その中でも今回の滝はおそらくアルパインルート以外では県下最大級ではないでしょうか。
秋のうちに下見して、滝の上流側に回り込めることを確認しておきました。
氷瀑といえばアイスクライミングですけども、私のようなにわかクライマーでは恐ろしくてとてもリードで挑戦できません。
キャニオニングの要領で上流から下ってくれば、ラペルさえできれば誰でも滝にアクセスできます。
そのうえ、トップロープで安全にアイスクライミングに挑戦できます。
夏の沢登りとキャニオニングの関係と同じですね。
歩くこと約90分、目指す滝の上に到着です。
本当はもっと上にも小さな滝が連続していそうだったのですが、今回はアイスクライミングを優先してその部分はカットしました。
そして懸垂下降開始。

これはでかい!
今まで下ったどの氷瀑よりも立派です。
事前情報では50m~90mとのことでしたので、折り返しを考慮して180mのロープを用意していたのですが、果たして足りるのか不安になってきました。
降りるにつれて傾斜はどんどんきつくなり、やがて完全に垂直に。
夏の滝とはまた違った高度感で緊張します。
幾重にも重なった巨大つららの造形、
薄青い氷の下に滝の水が流れているのが見えてとても綺麗です。
登らなくても、これを見るだけでも十分値打ちがあります。アイスキャニオニング、ありですね!

やがて凍り付いた滝つぼに到着。ロープ長70m、実質高さは60mぐらいでしょうか。

本来は右手にも巨大な氷柱が懸かるはずが、残念ながら今年の暖冬傾向でそちらは氷の小山があるだけでした。
いずれせよ、岩壁に囲まれた中にそそり立つその姿はとても幻想的で、重い荷を背負ってやってきた甲斐がありました。

一休み後、今度はアイスクライミングに挑戦です。

やはり、暖冬傾向で結氷が甘く、氷はスカスカ。所々シャーベット状になって水が滴っています。
リードならとても厳しいクライミングになっていたでしょう。

慎重に登りましたが、氷が割れてロープにぶら下がり、何度も休憩しながらジリジリと高度をあげます。


やはりこれだけの高低差と傾斜は厳しく、前腕はパンパン。

登り切ったころにはバイルを握ったままの指が固まって、引きはがすようにしなければ手放せなくなっていました。
さて、、クライミングを楽しんだ後は下山。

下流にもいくつか小さな氷瀑があり、ラペルも交えて下っていきます。
帰りは約60分の山道歩きで車まで。
この冬初の氷瀑めぐり、最高でした!
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